研究会について
研究会概要
わが国の高度経済成長期(1960~70年代)に集中的に整備された道路、橋梁、上下水道などの社会資本は、現在、一斉に更新の時期を迎えています。これら膨大なインフラ構造物の老朽化に対し、近年では「壊れてから直す(対症療法)」のではなく、「致命的な損傷を受ける前に計画的に手入れをする(予防保全)」という考え方が、持続可能な社会インフラを維持する上で不可欠となっています。
公共施設の中には、全体を更新せずとも、劣化や損傷した部品を適切に交換することで、施設全体の機能を維持し、耐用年数を大幅に延ばせるものが数多く存在します。
このような背景のもと,「リプレイサブル工法研究会」はEPS軽量盛土工法に携わる技術者有志で交換可能なEPS直付け壁体工法の開発に取り組む事から始まりました。壁面開発の目的はEPS保護壁を積極的に交換(リプレイサブル)維持管理可能な壁体構造にしてEPS軽量盛土本体の延命化、長寿命化を図ることにありました。その成果が「リバインパネル工法」になります。
工法の開発を進める過程で関連する設計・施工・製造の各専門技術を有する企業からの賛同及び協力を得たことで高い精度で開発を進める事が出来ました。そして技術者同士の交流も活発になり、軽量盛土に関連する用途や改善可能と思われる新たな課題と向き合うようになり、研究開発を継続して推進していくため協力企業12社による研究会の設立へと至りました。
現在、研究会では支柱設置式EPS壁体の部分交換修繕工法、EPS専用プレキャスト床版、EPSブロック専用の多目的定着アンカー材の開発実用化、そして大きいテーマとしてEPSブロックを活用した橋梁土工化(リニューアル)及び周辺技術について経験を踏まえて研究開発にも取り組んでいます。
「リプレイサブル工法研究会」は、リプレイサブル(交換修繕・復旧)に関連する技術をテーマに多様な専門技術者同士の交流により得られる知見や着想を大切にインフラ整備に活用出来る技術の開発、提案を進める事で社会への貢献を目指して活動をしています。
リプレイサブル工法研究会 代表理事 山下喜央



学会発表・論文投稿
■ 日本道路会議
EPS軽量盛土工法へのリプレイサブル技術の適用 ※ヒロセ補強土株式会社山口登壇
共著 岡三リビック株式会社小浪、株式会社エンバイン山下
研究会の沿革
2023
リプレイサブル工法研究会発足
2023
リバインパネルの開発・各種試験
2023
リバインパネル実物大試験施工(1回目)
2024.07
地方公共団体でリバインパネル工法が初採用
2025.02
リバインパネルの実物大試験施工(2回目)
2025.04
EPS長期保全部会、EPS専用プレキャスト床版、橋梁土工化の部会発足
2025.07
EPS専用プレキャスト床版実物大試験
組織体制
研究会では、各分野の専門企業が3つの部会に分かれて活動し、定期的な技術交流会や研究発表を通じて、技術の向上と普及に取り組んでいます。
研究会へのお問い合わせ
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